伊勢八知駅の写真
駅名標
旧美杉村（現在は津市美杉町）の中心部に所在する駅です。八知駅はここだけですが、旧国名を冠しています。調査が足りてないのでどうか定かではありませんが、開業時はどこかに八知駅があったのでしょうか・・・。なお、読みが同じの陸前谷地（りくぜん・やち）駅は当駅開業より後の1960年開業です。
駅舎
民家のような佇まいの木造駅舎です。美杉町で採れた木材が使われているそうです。駅舎はグリーンハウス美杉という林業研修施設を併設しており大部分をそれが占めています。駅としての機能は右端の平屋の部分だけになります。
駅名板
駅構内
簡易委託駅になっており、平日の日中は窓口で切符が買えるようです。訪問時は休日だったので無人でした。待合室も兼ねておりベンチが造り付けられています。
プラットホーム
単式ホーム1面1線を有している棒線駅です。ホームの幅はそれほど広くありません。
駅構内
もはや名松線ではお馴染みの交換設備の跡です。駅構内にはかつてもうひとつずつ線路とホームがあったと思われる敷地が広がっており、線路も駅の前後でこのように湾曲しています。
駅構内
ホームの反対側にもかつて線路が敷かれてたことが感じ取れる空間があります。これは貨物ホームの跡でしょうか。柵がしっかり隙間なく立てられており、駅舎を通らないと駅構内に立ち入れないようになっていますね。
駅前
美杉町の中心部なので建物が密集しています。右の建物は津市の美杉庁舎（旧美杉村役場）です。
トイレ
駅前にはトイレが設置されています。駅舎に似せた外観です。
駅前
駅前を通る、名松線とも並走して津の市街地と美杉を結ぶ三重県道15号線です。町内の唯一の主要道ということもあり、交通量はそこそこあります。
津市美杉庁舎前バス停
美杉庁舎の裏手側にはバス停が設置されており、美杉町内を走る美杉コミュニティバスが発着します。
- 所在地
- 三重県津市美杉町八知5767
- 開業日
- 1935 (昭和10) 年12月5日
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