アルメリア駅

Estación de Almería

アルメリア駅の写真

駅名標
駅名標 隣の駅の表示はありません。駅名だけでとてもシンプルです。
駅舎
駅舎 「ESTACION INTERMODAL」とありますが、estacionは駅(英語でいうstation)でintermodalは乗り換えの利便性に合理化を図った駅に付けられるそうです。ちなみにアルメリア駅はスペインで初のintermodalだそうですよ。
駅名板
駅名板 鉄道とバスが利用可能であるというアイコンが示されています。
駅舎内
駅舎内 広い待合室になっています。切符売り場をはじめ、軽い売店やモバイルショップも営業しています。
発車標
発車標 バスと鉄道の時刻表はまとめて表示されています。ほとんどALSAと書かれていますが、これはバスになります。ひとつだけあるRENFEが鉄道です。
Renfe券売機
Renfe券売機 ホーム入口の脇にぽつんと佇んいます。レンフェのチケットが購入できます。
駅舎
駅舎 改札はないのでとても駅舎とホームの間は殺風景です。
プラットホーム
プラットホーム 鉄道ホームです。列車があまり来ないので人影がありません。
プラットホーム
プラットホーム アルメリア駅は終着駅なので線路が途切れます。かつては海まで貨物線が伸びていたようで、車止めの向こうから廃線跡が続いています。駅の上に架かる橋は駅の裏側へ至る跨線橋です。
プラットホーム
プラットホーム 鉄道ホームは2面4線で一線は切欠ホームになっています。向こう側のホームへは地下道を利用します。
バスのりば
バスのりば 鉄道ホームに隣接してバスのホームがあります。多くのバスが停まっており、乗客も多数見受けられました。長距離移動はバスが主流のようです。
駅前
駅前 左奥にあるレンガ造りの建物はアルメリア駅の旧駅舎です。駅が開業して間もない1983年から現在の駅舎が竣工した2005年まで100年以上使われていたようです。
旧駅舎
旧駅舎 夜間にいくとこのように、街灯が良い雰囲気を醸し出しています。

Cable Inglés (ケーブル・イングレス)

かつてアルメリア駅からマリーナまで伸びていた貨物線です。アルメリア北西部のアルキフェ鉱山(Minas de Alquife)から列車で運ばれた鉱山資源(鉄鉱石?)を船に積み替えるために使用されました。1970年代には使われなくなりましたが、現在も廃線跡がはっきり残っており、アンダルシアの文化財となりアルメリアの観光名所となっています。

廃線跡1
廃線跡1 アルメリア駅に一旦線路は途切れますが、港の方へ行くとこのように廃線跡として線路が復活します。公園になっており自由に跡を歩くことができます。いざ線路に足を置くと、広軌はやっぱり広いと感じます。
廃線跡2
廃線跡2 公園の端までいくと橋梁区間になりここからは立入禁止となります。
廃線跡3
廃線跡3 アルメリア中心部のラウンドアバウトをレンガ橋で横断します。
廃線跡4
廃線跡4 いかにも昔の鉱山鉄道という構造していますね。結構高いところを通っています。
Cable Inglés
Cable Inglés 港に乗り出してそこで線路が終わっています。

スペイン南部のアンダルシア州の東端にあるアルメリア(Almería)の代表駅です。駅は鉄道のほかにバスのりばも兼ねており、発着数も利用数も圧倒的にバスの方が多数を占めています。

ちなみに東海地方生まれの僕は、アルメリアといえば下呂温泉の「ホテルくさかべアルメリア」を思い浮かべてしまいますが、こちらは花のアルメリア(Armeria)が由来のようで、関連性はないみたいです。

アルメリア駅の訪問履歴

2016年9月16日

初訪問

初めのスペインの駅訪問です。

所在地
Plaza de la Estación, S/N Almería, Provincia de Almería, Andalucía, España

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